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執筆者の写真おいちゃん

どうなのか。

 昼過ぎ。


 外にあるエアコンの室外機の間に、サッカーボールサイズのゴムボールが


 いつのまにか置いてありました。


 と、いうか、たいてい、ここに捨てて行かれたものなのですが。


 またかー。


 と、思い、拾ってごしごし洗い、消毒。このご時世、外にあるものには慎重になります。


 で、もしかすると、持ち主がくるかもしれないので、入り口に見えるように置きました。


 すると、1時間くらいたったでしょうか。


 小学生か中学生くらいの女の子が二人、入り口にやってきました。


 そして、そーっと手だけ伸ばしてきて、ボールを持って行こうとします。


 私はいつも入り口の作業机で本を読んでいますので、その一部始終は丸見えです。


 おいおいおい。


 持ち去ろうとしたので、「何か言うことはないの?」というと、


「あ、すみません。」と一言。


「自分のだったら、ちゃんと肌身離さず持っておくように。」と言いますと、


「これ、私のじゃなくて、この子のです。」と。


「どちらのモノでも一緒!!」


ボールを持ち帰っていましたが、きっと、しばらく遊んだら、そこに捨てて家に帰るんだろうなー。


店には、キックボード3台、サッカーボール2個、小さめのボールも1個。拾ったものが。


店にはもうありませんが、バドミントンのラケットも数十本ありました。


そういう時代・・・なんだなぁ。


最近そんな風によく思います。




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